Pardotを無料で使いたい...予算が限られているけれど導入できる?
「Pardotを無料で試せないか?」「予算が限られているけれどMAツールを導入したい...」とお悩みのB2Bマーケティング担当者の方は多いのではないでしょうか。Pardotは高機能なMAツールとして知られていますが、料金が高額なため、中小企業では導入のハードルが高いという声も聞かれます。
この記事では、Pardotに無料版はあるのか、料金体系はどうなっているのか、予算を抑えるためにはどうすればよいのかを詳しく解説します。
この記事のポイント:
- Pardotには無料プランはなく、月額150,000円からの有料プランのみ提供されている
- 2022年4月7日にMarketing Cloud Account Engagementに名称変更された
- Growth 150,000円/月、Plus 300,000円/月、Advanced 480,000円/月の3つのプラン(初期費用300,000円)
- 無料トライアルは提供されていないが、デモは体験可能
- 予算が限られている場合は、BowNow(無料プランあり)、HubSpot(5,400円/月から)、List Finder(39,800円/月から)などの代替ツールを検討する
1. Pardotに無料版はある?結論を先に知りたい方へ
(1) 結論:Pardotには無料プランはない(月額150,000円から)
**結論から申し上げますと、Pardotには無料プランはありません。**月額150,000円からの有料プランのみが提供されています(2024年時点)。
Pardotの料金体系(概要):
- Growth: 150,000円/月(基本機能)
- Plus: 300,000円/月(高度な機能)
- Advanced: 480,000円/月(AI機能Pardot Einstein含む)
- 初期費用: 300,000円
小規模企業や予算が限られているマーケティング担当者にとって、この価格は導入のハードルが高いと感じられるかもしれません。
無料でMAツールを試したい場合の代替案:
- BowNow(バウナウ): 無料プランあり、日本製で使いやすい
- HubSpot Marketing Hub: 無料プラン・有料プラン(5,400円/月から)あり
- List Finder: 39,800円/月から(Light Plan)
このように、予算が限られている場合は、無料または低価格のMAツールを検討することが現実的な選択肢です。
(2) この記事で解決する疑問・学べること
この記事では、以下の疑問を解決します:
- Pardotに無料版はあるのか
- Pardotの料金体系はどうなっているのか
- 無料トライアルやデモは提供されているのか
- 予算を抑えるためにはどうすればよいのか
- Pardotの代わりになる無料・低価格のMAツールはあるのか
B2B企業のマーケティング担当者が、予算に応じたMAツール選定の判断材料を得られる内容になっています。
2. Pardotとは?Marketing Cloud Account Engagementへの名称変更
(1) Salesforceが提供するB2Bマーケティングオートメーションツール
**Pardot(パードット)**は、Salesforceが提供するB2Bマーケティングオートメーション(MA)ツールです。見込み顧客の獲得や育成、商談の促進を支援する機能を提供しています。
MAツールとは:
- マーケティング活動を自動化するツール
- リード獲得、リード育成、スコアリングなどの機能を提供
- 営業チームとマーケティングチームの連携を強化
Pardotは、特にSalesforceとシームレスに連携することが大きな特徴で、Salesforce導入済みの企業にとっては非常に有効なツールです。
(2) 2022年4月7日にMarketing Cloud Account Engagementに名称変更
Pardotは、2022年4月7日にMarketing Cloud Account Engagementに製品名が変更されました。ただし、機能は同一で、実質的には旧名称「Pardot」として広く認識されています。
名称変更の背景:
- Salesforceのブランド戦略の一環として、Marketing Cloudファミリーに統合
- 機能やサービス内容に変更はなく、名称のみの変更
現在では、「Pardot」と「Marketing Cloud Account Engagement」は同じツールを指しますが、この記事では分かりやすさを優先して「Pardot」と表記します。
(3) 主な機能:リード獲得、リード育成、スコアリング、Salesforce連携
Pardotの主な機能は以下の通りです:
リード獲得:
- フォーム作成、ランディングページ、A/Bテストなどで見込み顧客を獲得
リード育成(ナーチャリング):
- ドリッププログラム、パーソナライズドメール、動的コンテンツ配信などで見込み顧客を育成
スコアリング・グレーディング:
- 見込み顧客の行動や属性に基づいて関心度を数値化(スコアリング)
- 見込み顧客の属性(役職、企業規模等)に基づいて優先度を評価(グレーディング)
Salesforce連携:
- Salesforceとシームレスに連携し、営業チームとマーケティングチームでデータを共有
- 営業担当者がリアルタイムで見込み顧客の行動を確認
Pardot Einstein(AI機能):
- Advanced以上のプランで利用可能
- リードスコアリングの自動最適化、行動予測などを実施
このように、Pardotは見込み顧客の獲得から育成、商談化までを一貫してサポートするMAツールです。
3. Pardotの料金プラン:月額150,000円からのコスト構造
(1) Growth:150,000円/月(基本機能)
Growth(グロース)プランは、Pardotの基本プランです。
料金(2024年時点):
- 月額150,000円
- 初期費用300,000円
主な機能:
- リード獲得(フォーム作成、ランディングページ)
- リード育成(ドリッププログラム、メール配信)
- スコアリング・グレーディング
- Salesforce連携
対象企業:
- Pardotを初めて導入する企業
- 基本的なMA機能があれば十分な企業
(2) Plus:300,000円/月(高度な機能)
Plusプランは、より高度な機能を提供します。
料金(2024年時点):
- 月額300,000円
- 初期費用300,000円
主な機能:
- Growthプランの全機能
- 高度なレポート機能
- より柔軟なキャンペーン管理
- A/Bテストの拡張
対象企業:
- マーケティング活動を本格的に展開する企業
- 詳細なレポートが必要な企業
(3) Advanced:480,000円/月(AI機能Pardot Einstein含む)
Advancedプランは、AI機能を含む最も高度なプランです。
料金(2024年時点):
- 月額480,000円
- 初期費用300,000円
主な機能:
- Plusプランの全機能
- Pardot Einstein(AI機能): リードスコアリングの自動最適化、行動予測
- 高度なパーソナライゼーション
- より詳細な分析機能
対象企業:
- AIを活用してマーケティングを進化させたい企業
- 大規模なマーケティング活動を展開する企業
Pardotを最大限活用するのであれば、AI機能(Pardot Einstein)が使える「Advanced」以上の料金プランがおすすめです。
(4) 初期費用:300,000円
すべてのプランに共通して、初期費用300,000円が必要です。
初期費用に含まれるもの:
- Pardotの初期設定
- 基本的なトレーニング
ただし、初期設定が複雑なため、専門知識がない場合はSalesforce認定パートナーのサポートが必要になる可能性があります。その場合、追加の設定費用が発生することもあります。
トータルコストの試算(Growthプランの場合):
- 初期費用: 300,000円
- 1年目の月額費用: 150,000円 × 12ヶ月 = 1,800,000円
- 1年目の合計: 2,100,000円
小規模企業にとっては、この料金は導入のハードルが高いと感じられるでしょう。
※料金は変更される可能性があるため、公式サイトで最新情報を確認してください。
4. 無料トライアル・デモの提供状況
(1) 無料トライアル:提供されていない(情報源により異なるため要確認)
Pardotの無料トライアルは、現在は提供されていないようです(2024年時点)。ただし、情報源により「30日間の無料トライアルがある」との記載もあるため、最新情報は公式サイトまたはSalesforce認定パートナーに確認する必要があります。
無料トライアルがない理由(推測):
- Pardotは高度な機能を持つため、初期設定が複雑
- トライアル環境の構築にコストがかかる
- Salesforce導入済みの企業をターゲットにしているため、既存顧客向けのサービス
トライアルの有無を確認する方法:
- Salesforce公式サイトで最新情報を確認
- Salesforce認定パートナーに問い合わせ
(2) デモ:体験可能(導入前にデモ申し込み推奨)
無料トライアルがない代わりに、デモは体験可能です。導入前にデモを申し込むことを推奨します。
デモの内容:
- Pardotの主要機能のデモンストレーション
- 自社の課題に合わせたカスタマイズの提案
- 導入事例の紹介
デモ申し込みの方法:
- Salesforce公式サイトから申し込み
- Salesforce認定パートナーに問い合わせ
デモを体験することで、Pardotが自社の課題解決に適しているかを判断する材料が得られます。
(3) 注意点:トライアル環境ではSalesforceと連携できない
もし無料トライアルが提供されている場合でも、トライアル環境ではSalesforceと連携できないという制約があるようです。
この制約の影響:
- Pardotの最大の強みである「Salesforce連携」を試すことができない
- 本番環境でのみSalesforce連携を体験可能
このため、Pardotの真価は本契約後にしか確認できないという点に注意が必要です。
5. コストを抑える方法:代替MAツールとの比較
(1) BowNow:無料プランあり(日本製、低コスト、使いやすい)
**BowNow(バウナウ)**は、日本製のMAツールで、無料プランが提供されています。
BowNowの特徴:
- 無料プラン: 基本的なMA機能を無料で利用可能
- 日本製: 日本企業向けに設計されており、使いやすい
- 低コスト: 有料プランも月額数万円から利用可能
主な機能:
- リード獲得(フォーム作成、ランディングページ)
- リード育成(メール配信、シナリオ設定)
- スコアリング
- Webサイト訪問者の行動追跡
対象企業:
- 予算が限られている中小企業
- まず無料でMAツールを試したい企業
- 日本製のツールを重視する企業
BowNowは、Pardotに比べて機能は限定的ですが、低コストで始められることが大きなメリットです。
(2) HubSpot Marketing Hub:無料プラン・有料プラン(5,400円/月から)
HubSpot Marketing Hubは、世界的に人気のMAツールで、**無料プランと有料プラン(5,400円/月から)**が提供されています。
HubSpotの特徴:
- 無料プラン: 基本的なMAツール機能を無料で利用可能
- 有料プラン: 5,400円/月から段階的に機能を拡張
- 直感的なインターフェイス: 初心者でも使いやすい
主な機能:
- リード獲得(フォーム作成、ランディングページ、チャットボット)
- リード育成(メール配信、ワークフロー自動化)
- スコアリング
- 詳細なレポート機能
対象企業:
- 無料でMAツールを試したい企業
- 段階的に機能を拡張したい企業
- 世界的に実績のあるツールを重視する企業
HubSpotは、無料プランから始めて、必要に応じて有料プランに移行できるため、段階的な導入が可能です。
(3) List Finder:39,800円/月から(Light Plan)
List Finderは、日本製のMAツールで、月額39,800円から利用できます。
List Finderの特徴:
- 低価格: 月額39,800円(Light Plan)から利用可能
- 日本企業向け: 日本企業のニーズに合わせた機能
- BtoBマーケティングに特化: BtoB企業向けの機能が充実
主な機能:
- リード獲得(フォーム作成、ランディングページ)
- リード育成(メール配信、シナリオ設定)
- スコアリング
- 企業データベース連携
対象企業:
- Pardotより低価格なMAツールを探している企業
- 日本製のツールを重視する企業
- BtoBマーケティングに特化したツールを求める企業
List Finderは、Pardotの1/4以下の価格で利用できるため、予算が限られている企業には魅力的な選択肢です。
(4) どんな企業に適しているか:Pardot(Salesforce導入済み企業)、代替ツール(予算が限られている中小企業)
Pardotが適している企業:
- Salesforce導入済みの企業: Salesforceとシームレスに連携できる
- 予算が潤沢な企業: 月額150,000円以上の予算を確保できる
- AI機能を活用したい企業: Pardot Einsteinで高度なマーケティングを実現
代替ツールが適している企業:
- 予算が限られている中小企業: 無料または低価格でMAツールを導入したい
- まず無料で試したい企業: BowNow、HubSpotの無料プランで試してから判断
- Salesforceを使っていない企業: Pardot以外のMAツールでも十分に効果を得られる
このように、自社の予算や業務プロセスに合わせて最適なMAツールを選択することが重要です。
6. まとめ:予算に応じたMAツール選定のポイント
(1) Pardot:Salesforce連携を重視する企業、予算が潤沢な企業、AI機能を活用したい企業
Pardotには無料プランはなく、月額150,000円からの有料プランのみが提供されています。2022年4月7日にMarketing Cloud Account Engagementに名称変更されましたが、機能は同一です。
Pardotの料金プラン(2024年時点):
- Growth: 150,000円/月(基本機能)
- Plus: 300,000円/月(高度な機能)
- Advanced: 480,000円/月(AI機能Pardot Einstein含む)
- 初期費用: 300,000円
無料トライアル・デモ:
- 無料トライアルは提供されていない(情報源により異なるため要確認)
- デモは体験可能(導入前にデモ申し込み推奨)
Pardotが適している企業:
- Salesforce導入済みの企業(Salesforceとシームレスに連携)
- 予算が潤沢な企業(月額150,000円以上の予算を確保できる)
- AI機能を活用したい企業(Pardot Einsteinで高度なマーケティング)
(2) 代替ツール:予算が限られている企業、まず無料で試したい企業
予算が限られている場合の代替ツール:
- BowNow: 無料プランあり、日本製、低コスト、使いやすい
- HubSpot Marketing Hub: 無料プラン・有料プラン(5,400円/月から)
- List Finder: 39,800円/月から(Light Plan)
代替ツールが適している企業:
- 予算が限られている中小企業
- まず無料で試したい企業
- Salesforceを使っていない企業
(3) 次のステップ:デモ申し込み・無料トライアル(代替ツール)
次のアクション:
- Pardotを検討する場合: Salesforce公式サイトでデモを申し込む
- 予算が限られている場合: BowNow、HubSpotの無料プランを試す
- List Finderを検討する場合: 公式サイトで詳細を確認し、無料トライアルを申し込む
- 自社の予算とニーズを整理し、最適なMAツールを選定する
予算に応じた最適なMAツールを選定し、マーケティング活動の効率化とリード獲得の最大化を実現しましょう。
※この記事は2024年の情報に基づいています。料金プランや機能は変更される可能性があるため、最新情報は各ツールの公式サイトをご確認ください。
