SalesforceとERPや他システムのデータ連携に課題を抱えている
B2B企業の情報システム部門では、Salesforceと基幹システム(ERP、会計、在庫管理等)のデータ連携が課題になることがあります。「手作業でCSVをやり取りしている」「開発コストが高い」「リアルタイム同期ができない」といった悩みを持つ担当者も多いでしょう。
この記事では、ASTERIA WarpのSalesforceアダプターを使ったデータ連携の方法・活用シナリオ・導入時の注意点を、実務担当者向けに解説します。
この記事のポイント:
- ASTERIA WarpはノーコードでSalesforceと他システムのデータ連携を実現できる国内シェアNo.1ツール
- SalesforceアダプターはSOAP API、Bulk API、REST APIの3つの接続方式に対応
- REST API接続により最大18倍の高速処理が可能(10万件のクエリ処理時)
- 100種類以上のアダプターで多様なシステム・サービスとの連携が可能
- Salesforceガバナ制限への対応やバージョンアップへの注意が必要
1. ASTERIAとSalesforceのデータ連携とは?
Salesforceと他システムのデータ連携は、B2B企業の業務効率化に不可欠です。ASTERIA Warpは、ノーコードでデータ連携を実現するEAI/ETLツールです。
(1) データ連携の必要性
Salesforceは営業・マーケティング活動を支援するCRMですが、基幹システム(ERP、会計システム)や他の業務システムとデータ連携することで、さらに効果を発揮します。
データ連携の主な目的:
- 営業担当者がSalesforceで顧客情報・商談情報を参照し、基幹システムの在庫・出荷状況をリアルタイムで確認
- マーケティング部門がSalesforceのリード情報を基幹システムに連携し、受注・売上データを分析
- バックオフィス部門が手作業でCSVをやり取りする工数を削減
(出典: セラクCCC「Salesforceの外部連携|4つの連携方法とツールを紹介」)
(2) Salesforce外部連携の4つの手法(Data Loader、API連携、EAI/ETL、iPaaS)
Salesforceのデータ連携には、主に4つの手法があります:
1. Data Loader(Salesforce公式ツール):
- CSVファイルを手動でインポート・エクスポート
- 無料だが手作業が必要で、自動化には不向き
2. API連携(カスタム開発):
- Salesforce REST/SOAP APIを使った独自開発
- 柔軟だが開発コスト・保守コストが高い
3. EAI/ETLツール(ASTERIA Warpなど):
- ノーコードでデータ連携を実現
- 開発コストを抑え、短期間で導入可能
4. iPaaS(クラウド型統合プラットフォーム):
- クラウドサービス同士の連携に強み
- オンプレミスシステムとの連携は要確認
(出典: セラクCCC「Salesforceの外部連携|4つの連携方法とツールを紹介」)
(3) ASTERIA Warpを選ぶメリット
ASTERIA Warpは、国内で広く導入されているデータ連携ツールで、10,000社以上の導入実績があります。ノーコード開発環境により、プログラミング知識がなくてもGUIでアイコンを配置・設定するだけで連携を構築できます。
(出典: アステリア株式会社「データ連携ミドルウェア『ASTERIA Warp』の特長」)
2. ASTERIA Warpの特徴とSalesforceアダプター
ASTERIA WarpのSalesforceアダプターは、Salesforceとのデータ連携を効率化する機能を提供します。
(1) ノーコード開発環境(グラフィカル・プログラミング)
ASTERIA Warpは、アイコンをドラッグ&ドロップして連携フローを作成する「グラフィカル・プログラミング」環境を提供します。プログラミングコードを書く必要がなく、情報システム部門の担当者が短期間で連携を構築できます。
(出典: アステリア株式会社「Salesforceとのデータ連携ならASTERIA Warp【Salesforceアダプター】」)
(2) Salesforceアダプターの機能(SOAP API、Bulk API、REST API対応)
Salesforceアダプターは、3つの接続方式に対応しています:
SOAP API:
- リアルタイム処理に適している
- 1回のAPI呼び出しで最大200件のレコードを処理
Bulk API:
- 大量データの一括処理に適している
- 非同期処理で数万〜数百万件のデータを処理可能
- Salesforceのガバナ制限(API呼び出し回数)を削減
REST API:
- SOAP APIと比較して最大18倍の高速処理が可能(10万件のクエリ処理時)
- 軽量で効率的な処理が可能
(出典: アステリア株式会社「[Salesforce.com]のデータ連携事例|ASTERIA Warp」)
(3) 100種類以上の接続先と豊富な実績(10,000社導入)
ASTERIA Warpは、Salesforce以外にも100種類以上のシステム・サービスと連携できるアダプターを提供しています。Oracle、SAP、kintone、AWS、Google Cloud等の主要システムとの連携実績があります。
(出典: アステリア株式会社「データ連携ミドルウェア『ASTERIA Warp』の特長」)
3. 連携方法と設定手順
ASTERIA WarpでSalesforceと連携する具体的な手順を解説します。
(1) Salesforceアダプターの設定
Salesforceアダプターを使用するには、以下の設定が必要です:
1. Salesforceアカウント情報の設定:
- ユーザー名、パスワード、セキュリティトークンを設定
- Salesforce Sandbox環境にも対応
2. 接続方式の選択:
- SOAP API、Bulk API、REST APIから選択
- データ量・処理要件に応じて適切な方式を選定
3. 連携対象オブジェクトの指定:
- 取引先、リード、商談、カスタムオブジェクト等を指定
(出典: アステリア株式会社「Salesforceとのデータ連携ならASTERIA Warp【Salesforceアダプター】」)
(2) CRUD操作(参照、登録、更新、削除)の実装
Salesforceアダプターは、以下のCRUD操作に対応しています:
参照(Read):
- SOQLクエリでSalesforceのレコードを検索・取得
- 条件指定やソートが可能
登録(Create):
- 他システムのデータをSalesforceに新規登録
更新(Update):
- 既存のSalesforceレコードを更新
削除(Delete):
- 不要なレコードを削除
これらの操作は、GUIでアイコンを配置し、項目マッピングを設定するだけで実装できます。
(出典: Salesforce AppExchange「ASTERIA Warp Salesforce アダプター」)
(3) REST API接続による高速化(最大18倍)
REST API接続を使用することで、処理速度を大幅に向上させることができます。導入事例では、10万件のクエリ処理において、SOAP APIと比較してREST APIが最大18倍の高速化を実現したケースが報告されています。
※処理速度は環境・データ量・設定により異なります。
(出典: アステリア株式会社「[Salesforce.com]のデータ連携事例|ASTERIA Warp」)
4. 活用シナリオと導入事例
ASTERIA WarpとSalesforceの連携は、さまざまな業務シナリオで活用されています。
(1) 基幹システムとの双方向データ同期
シナリオ例:
- 夜間バッチで基幹システム(ERP)の顧客マスタ・商品マスタをSalesforceに同期
- Salesforceで登録された商談情報を基幹システムに連携し、受注処理を自動化
メリット:
- 営業担当者が最新の在庫情報・出荷状況をSalesforceで確認できる
- バックオフィス部門の手作業が削減される
(出典: セラクCCC「Salesforceの外部連携|4つの連携方法とツールを紹介」)
(2) 大量データの一括処理(Bulk API活用)
シナリオ例:
- 月次で数十万件の売上データをSalesforceに一括登録
- 年次で全顧客データをエクスポートし、データウェアハウスに連携
メリット:
- Bulk APIにより、Salesforceのガバナ制限(API呼び出し回数)を削減
- 大量データを効率的に処理
(出典: パナソニック インフォメーションシステムズ「Salesforceデータ連携の選び方:3つの主要アプローチと失敗回避術」)
(3) 実際の導入事例と効果
導入企業の事例では、以下のような効果が報告されています:
- 手作業でのCSVやり取りが不要になり、月間工数が20時間削減
- リアルタイム同期により、営業担当者の意思決定が迅速化
- API開発と比較して、初期導入コストが50%削減
※効果は企業規模・業種・運用体制により異なります。
(出典: アステリア株式会社「[Salesforce.com]のデータ連携事例|ASTERIA Warp」)
5. 他のデータ連携ツールとの比較・導入時の注意点
ASTERIA Warpを導入する際は、他のツールとの比較や注意点を理解することが重要です。
(1) 他のEAI/ETLツール(DataSpider、Informatica等)との比較
データ連携ツールには、ASTERIA Warp以外にもDataSpider、Informatica、Talend等があります。選定時は以下のポイントを比較することが推奨されます:
ASTERIA Warp:
- 国内シェアNo.1、10,000社以上の導入実績
- 日本企業による開発・サポートで日本語対応が充実
- 100種類以上のアダプターで多様なシステムと連携可能
DataSpider:
- 国内開発で日本語対応が充実
- クラウド版・オンプレミス版の両方を提供
Informatica:
- グローバル大手、エンタープライズ向けに強み
- 高機能だが価格が高め
選定時は、自社の予算・システム環境・サポート要件を明確にし、複数のツールを比較することが重要です。
(出典: 価格.com「ASTERIA Warp(アステリアワープ)とは?機能や料金を詳しく紹介」)
(2) Salesforceガバナ制限への対応
Salesforceはマルチテナント環境のため、API呼び出し回数やデータストレージに制限(ガバナ制限)があります。
主なガバナ制限:
- API呼び出し回数:24時間あたり15,000回〜1,000,000回(エディションにより異なる)
- Bulk API:24時間あたり最大15,000件のバッチ
対応策:
- REST API接続で処理を高速化し、API呼び出し回数を削減
- 大量データ処理時はBulk APIを使用
- 連携スケジュールを調整し、ピーク時のAPI呼び出しを分散
最新のガバナ制限は、Salesforce公式ドキュメントで確認してください。
(出典: セラクCCC「Salesforceの外部連携|4つの連携方法とツールを紹介」)
(3) アダプターのバージョンアップ対応
Salesforceアダプターは定期的にバージョンアップされ、新機能が追加されます。2024年8月1日にバージョン4.2.0、2025年1月15日にバージョン5.0.0がリリースされました。
バージョンアップに伴い、機能や仕様が変更される可能性があるため、導入前に最新版の仕様を確認することが推奨されます。
(出典: パナソニック インフォメーションシステムズ「Salesforceアダプター最新版ダウンロード」)
6. まとめ:ASTERIA連携が適している企業
ASTERIA WarpのSalesforceアダプターは、ノーコードでSalesforceと他システムのデータ連携を実現し、業務効率化を支援します。SOAP API、Bulk API、REST APIの3つの接続方式に対応し、リアルタイム処理から大量データの一括処理まで幅広く対応できます。
ASTERIA連携が適している企業:
- Salesforceと基幹システム(ERP、会計システム等)のデータ連携を効率化したい企業
- プログラミング知識が限られており、ノーコードで連携を構築したい企業
- 国内シェアNo.1の実績と日本語サポートを重視する企業
- API開発と比較して初期導入コストを抑えたい企業
次のアクション:
- 自社のデータ連携要件(連携対象システム、データ量、リアルタイム性)を整理する
- ASTERIA Warp公式サイトで最新の機能・料金を確認する
- 販売代理店やパートナー企業に相談し、デモ環境で実際の操作性を試す
- Salesforceガバナ制限を確認し、連携方式(SOAP/Bulk/REST API)を選定する
自社に合ったデータ連携ツールで、Salesforceと基幹システムの統合を実現しましょう。
