SQLの定義とは?非エンジニアでもわかるデータベース言語の基礎

著者: B2Bデジタルプロダクト実践ガイド編集部公開日: 2026/1/126分で読めます

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SQLとは?データベースを操作する標準言語

日本PostgreSQLユーザ会の調査によると、データベース利用者の業界構成は情報通信業界が68.1%から37.4%へとほぼ半減し、他業界への広がりが進んでいます。SQLはもはやIT業界だけのものではありません。

本記事では、SQLの基礎知識を非エンジニアの方にもわかりやすく解説します。この記事を読むことで、以下のことが理解できます。

  • SQLとは何か、その定義と役割
  • データベースとSQLの関係
  • SQLの種類(DDL・DML・DCL)の違い
  • 非エンジニアがSQLを学ぶメリット

データベースとSQLの関係

SQLは「Structured Query Language(構造化問い合わせ言語)」の略で、リレーショナルデータベースを操作・定義するための標準化されたコンピュータ言語です。ISOで国際規格化されており、世界中で共通の言語として使用されています。

リレーショナルデータベース(RDB)とは、データを表形式で管理するデータベースのことです。Excelのスプレッドシートをイメージするとわかりやすいでしょう。行と列でデータを整理し、複数の表を関連付けて管理します。

RDBMS(Relational Database Management System)は、このリレーショナルデータベースを管理するシステムです。Oracle、MySQL、PostgreSQL、SQL Serverなどが代表的な製品として知られています。

グローバルDBMS市場は2024年の700億4,000万米ドルから2032年には1,634億7,000万米ドルに成長すると予測されています(CAGR 11.17%)。特にクラウドデータベース・DBaaS市場は2024年の258億9,000万米ドルから2032年には1,142億6,000万米ドルへと急成長が見込まれています(CAGR 20.38%)。これらは市場調査機関による予測値です。

SQLとプログラミング言語の違い

SQLはプログラミング言語とは異なります。PythonやJavaなどのプログラミング言語は「手続き型言語」と呼ばれ、「どのように処理するか」を順番に記述します。一方、SQLは「宣言型言語」であり、「何をしたいか」を記述するだけで、具体的な処理方法はデータベースが自動的に判断します。

そのため、SQLを学んでもアプリケーション開発ができるようになるわけではありません。SQLはあくまでデータベースを操作するための言語であり、単体でシステムを構築することはできません。

SQLの種類(DDL・DML・DCL)

SQLは大きく3つの種類に分類されます。IPA「基本情報技術者試験」シラバスでも、DDLとDMLはデータベース言語の学習範囲として明記されています。

[table]

種類 正式名称 役割 主なコマンド
DDL Data Definition Language データベースの構造を定義・変更・削除 CREATE, ALTER, DROP
DML Data Manipulation Language データの検索・追加・更新・削除 SELECT, INSERT, UPDATE, DELETE
DCL Data Control Language アクセス権限やセキュリティの制御 GRANT, REVOKE
[/table]

非エンジニアが最もよく使うのはDML、特にSELECT文です。SELECT文を使えば、データベースから必要なデータを抽出できます。

主要なRDBMSの紹介

日本PostgreSQLユーザ会のDB利用調査2025によると、国内データベース利用者数は以下のようになっています。

順位 RDBMS 利用者数
1位 Oracle 314名
2位 SQL Server 243名
3位 MySQL 203名
4位 PostgreSQL 194名

この調査はDB関係者を対象としているため、回答者に偏りがある可能性があります。

どのRDBMSを選んでも、基本的なSQL構文は共通です。一度SQLを覚えれば、他のRDBMSでも応用が効きます。

非エンジニアがSQLを学ぶメリットと学習方法

「SQLはエンジニアだけが使うもの」という誤解がありますが、実際にはマーケティングや営業部門でもデータ抽出・分析に活用できる場面は多くあります。

非エンジニアがSQLを学ぶメリットは以下の通りです。

  • エンジニアに依頼せず、自分でデータを取得できる
  • レポート作成のスピードが上がる
  • データに基づいた意思決定ができるようになる

学習を始める際は、SELECT文+WHERE句+GROUP BY句のレベルから取り組むことをおすすめします。この3つを理解すれば、基本的なデータ抽出は自分でできるようになります。

マーケティング・営業での活用シーン

具体的な活用シーンとしては、以下のようなものがあります。

  • 顧客リストの抽出(特定条件に合致する顧客の絞り込み)
  • MA・CRMデータの分析(メール開封率、コンバージョン率の集計)
  • 売上データの集計(期間別、商品別、担当者別の分析)
  • SFAデータからの商談進捗確認

MA・CRM・SFAの多くはSQLベースのRDBを内部で使用しており、SQLはデータ活用の共通言語といえます。

まとめ|SQLの基礎を理解してデータ活用の幅を広げよう

SQLはデータベースを操作するための標準化された言語であり、非エンジニアでも基礎を理解することでデータ活用の幅を広げることができます。

本記事のポイントをまとめます。

  • SQLはリレーショナルデータベースを操作するための標準言語
  • SQLは宣言型言語であり、プログラミング言語とは異なる
  • DDL・DML・DCLの3種類があり、非エンジニアはDML(特にSELECT文)から学ぶのが実践的
  • 主要RDBMSはOracle、SQL Server、MySQL、PostgreSQLの4つ
  • SQLを学ぶことで、エンジニアに依頼せず自分でデータ抽出ができるようになる

まずはSELECT文から学習を始めて、データ活用の第一歩を踏み出してみてください。

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B2Bデジタルプロダクト実践ガイド編集部

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