Pardot名称変更の全容|機能変更なし、確認すべき点を解説

著者: B2Bデジタルプロダクト実践ガイド編集部公開日: 2026/1/911分で読めます

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PardotがAccount Engagementに名称変更|既存ユーザーへの影響は

最も重要なのは、Pardotの名称変更は単なる呼び名の変更ではなく、MA設定を見直し、Salesforce連携を最適化する機会であるということです。

Pardotとは、Salesforce提供のBtoB向けMAツールの旧称で、2022年4月7日にMarketing Cloud Account Engagementに名称変更されました。

Pardotは2022年4月7日に「Marketing Cloud Account Engagement」に名称変更されました。既存Pardotユーザーの中には、「自社のMA設定や運用に影響があるか分からず、対応すべきことが明確でない」という課題を抱えている方も多いのではないでしょうか。

この記事で分かること

  • Pardot名称変更の時期と新しい正式名称
  • 名称変更で機能面に変更があったのか
  • 既存ユーザーが対応すべき移行チェックリストと注意点
  • 名称変更を機にMA設定を見直す方法
  • Salesforce連携最適化のポイント

この記事では、既存Pardotユーザーのマーケティング担当者・責任者を対象に、名称変更の詳細と既存のMA設定を見直してSalesforce連携を最適化する方法を解説します。

Pardot名称変更の基本情報|いつ・なぜAccount Engagementに

Pardotは2022年4月7日に「Marketing Cloud Account Engagement」に名称変更されました。この変更の背景と新しい名称について、基礎知識を確認しましょう。

Marketing Cloud Account Engagementとは、2022年4月7日にPardotから改称された、Salesforce提供のBtoB向けマーケティングオートメーション(MA)ツールです。通称「Account Engagement」として定着しています。

名称変更の時期と新しい正式名称

Pardotは2022年4月7日に「Marketing Cloud Account Engagement」に名称変更されました。正式名称は「Marketing Cloud Account Engagement」ですが、通称「Account Engagement」として呼ばれることが一般的です。

Salesforce公式ドキュメントやシステム内の表記が段階的に更新されており、古い「Pardot」という名称が一部残存している状況があるため、読者の皆様には混乱を与えないよう、本記事では新旧名称を併記します。

なぜPardotからAccount Engagementに変わったのか

名称変更の背景には、Salesforceが製品ラインナップを「Marketing Cloud」ブランドに統一する戦略があります。BtoB向けMAツールとしての位置づけを明確化し、Salesforce製品ファミリーとの一貫性を高めるための名称変更です。

この変更により、Salesforce製品全体の中でAccount Engagementの役割が明確になり、他のMarketing Cloud製品(Marketing Cloud Engagement、Marketing Cloud Personalizationなど)との連携もわかりやすくなりました。

名称変更で機能は変わったのか|既存Pardotユーザーへの影響

Pardotの名称変更は製品名のみで、「リストメール」や「シナリオ(Engagement Studio)」などの機能面での変更はありません。

既存Pardotユーザーにとって最も気になるのは、「名称変更で機能面に変更があったのか」という点でしょう。結論から言うと、機能面での変更はなく、既存のキャンペーン設定やスコアリングルールも継続利用可能です。

主要機能は変更なし|リストメール・Engagement Studioなど

リードスコアリングとは、見込み客の行動履歴に基づいて購買意欲を点数化し、営業アプローチの優先順位を判定する手法です。

Pardotの名称変更は製品名のみで、リストメール、Engagement Studio、リードスコアリングなどの主要機能は変更ありません。既存のワークフローやオートメーションルールもそのまま継続利用可能です。

具体的には、以下の機能がそのまま利用できます。

  • リストメール配信機能
  • Engagement Studio(シナリオ設計)
  • リードスコアリング
  • フォーム作成・埋め込み
  • ランディングページ作成
  • キャンペーン管理
  • Salesforce連携

既存ユーザーが対応すべきこと|移行チェックリストと注意点

既存Pardotユーザーは、基本的な機能は変更なしですが、項目同期設定などの一部仕様に注意が必要です。ここでは、移行チェックリストと注意点を提供します。

項目同期とは、Account EngagementとSalesforce間でリード情報をリアルタイムに連携する機能で、今後のデータのみ適用され、過去データは非対応です。

【チェックリスト】Pardot → Account Engagement移行チェックリスト

システム・設定確認

  • Salesforce公式ドキュメントで最新の名称変更情報を確認
  • 社内ドキュメント・マニュアルでPardot表記をAccount Engagementに更新
  • 項目同期設定の確認(今後のデータのみ適用、過去データ非対応)
  • Salesforce連携設定の動作確認
  • リードスコアリングルールの動作確認
  • Engagement Studioシナリオの動作確認
  • フォーム・ランディングページの動作確認

運用・体制確認

  • 社内メンバーへの名称変更周知
  • 外部パートナー・ベンダーへの名称変更通知
  • ユーザーコミュニティ情報の確認(Account Engagement User Communityへの統一)
  • トレーニング資料・操作マニュアルの更新

最適化機会の検討

  • MA設定の見直し(リードスコアリング基準、シナリオ設計)
  • Salesforceとのリアルタイムデータ同期設定の最適化
  • Data Cloud統合の検討(360度顧客ビュー実現)
  • WordPressプラグイン活用の検討(フォーム埋め込み)

【比較表】旧称・新称の用語対応表

旧称(Pardot) 新称(Account Engagement)
Pardot Marketing Cloud Account Engagement
Pardotフォーム Account Engagementフォーム
Pardotランディングページ Account Engagementランディングページ
Pardot Engagement Studio Account Engagement Engagement Studio
Pardotキャンペーン Account Engagementキャンペーン
Pardotリードスコアリング Account Engagementリードスコアリング
Pardot-Salesforce連携 Account Engagement-Salesforce連携

項目同期設定の注意点|過去データ非対応

Account Engagementの項目同期更新は今後のデータのみ適用され、過去データは非対応のため、設定ミスでデータ不整合発生の可能性があります。

具体的には、項目同期設定を変更した場合、その変更は新規に作成・更新されるリードデータにのみ適用され、既存の過去データには遡って適用されません。このため、既存データの確認と、必要に応じて手動でのデータ修正が推奨されます。

設定変更前には、以下の点を確認してください。

  • 既存リードデータの件数と状態
  • 項目同期の対象フィールド
  • 過去データで不整合が発生する可能性のあるフィールド
  • データ修正が必要な場合の対応計画

名称変更を機にMA設定を見直す|Salesforce連携最適化のポイント

名称変更だけで終わらせ、既存のMA設定をそのまま放置してしまうという失敗パターンは避けるべきです。機能は変わらないが、設定の見直しで活用度を高める機会を逃してしまいます。

Pardotの名称変更は、MA設定を見直し、Salesforce連携を最適化する絶好の機会です。ここでは、具体的な最適化ポイントを紹介します。

リアルタイムデータ同期でリード情報の自動連携

Account EngagementとSalesforceのリアルタイムデータ同期により、リード情報自動連携で営業ハンドオフを高速化できます。

項目同期機能を使った具体的な設定方法として、以下が推奨されます。

  • Account Engagementで取得したリード情報をSalesforceにリアルタイム同期
  • Salesforce側で営業担当者が商談情報を更新すると、Account Engagement側にも反映
  • リードスコアが一定値を超えたら自動的に営業担当者に通知
  • 営業活動履歴をAccount Engagement側で確認し、次のマーケティング施策に活用

これにより、マーケティングと営業の情報共有がスムーズになり、リードの取りこぼしを防ぐことができます。

Data Cloud統合で360度顧客ビューを実現

2025年のトレンドとして、Data Cloud統合で360度顧客ビューと自動キャンペーンが実現できる点が注目されています。

Data Cloudとは、Salesforceが提供する顧客データプラットフォームで、複数のデータソースを統合し、顧客の全体像を可視化するサービスです。Account EngagementとData Cloudを統合することで、以下のような高度な活用が可能になります。

  • Webサイト訪問履歴、メール開封履歴、商談情報、カスタマーサポート履歴などを統合した360度顧客ビュー
  • 顧客行動に基づく自動キャンペーン配信
  • リアルタイムなパーソナライゼーション

これは今後の活用可能性として検討する価値があります。

まとめ|Pardot名称変更はMA設定見直しの機会

Pardotの名称変更は単なる呼び名の変更ではなく、MA設定を見直し、Salesforce連携を最適化する機会です。

この記事では、以下の要点を解説しました。

  • Pardotは2022年4月7日に「Marketing Cloud Account Engagement」に名称変更された
  • 名称変更は製品名のみで、リストメール、Engagement Studio、リードスコアリングなどの機能面での変更はない
  • 項目同期設定は今後のデータのみ適用され、過去データは非対応のため、既存データの確認が推奨される
  • 名称変更を機にMA設定を見直し、Salesforceとのリアルタイムデータ同期やData Cloud統合を検討することで、活用度を高められる

次のアクションとして、移行チェックリストを活用し、MA設定を見直してSalesforce連携を最適化することを推奨します。名称変更だけで終わらせず、既存のMA設定を見直して、Account Engagementの活用度を高めましょう。

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よくある質問

Q1PardotはいつAccount Engagementに名称変更されましたか?

A12022年4月7日に「Marketing Cloud Account Engagement」に名称変更されました。正式名称は「Marketing Cloud Account Engagement」ですが、通称「Account Engagement」として定着しています。

Q2名称変更でPardotの機能は変わりましたか?

A2機能面での変更はありません。リストメール、Engagement Studio、リードスコアリングなどの主要機能はそのまま利用できます。既存のワークフローやオートメーションルールも継続利用可能です。

Q3既存PardotユーザーはAccount Engagementへの移行で何か対応が必要ですか?

A3基本的な機能は変更なしですが、項目同期設定が今後のデータのみ適用され過去データは非対応のため、データ不整合を避けるために設定確認が推奨されます。また、名称変更を機にMA設定を見直し、Salesforce連携を最適化することが推奨されます。

Q4Account Engagementの正式名称は何ですか?

A4正式名称は「Marketing Cloud Account Engagement」ですが、通称「Account Engagement」として定着しています。Salesforceが製品ラインナップを「Marketing Cloud」ブランドに統一する戦略の一環として名称変更されました。

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B2Bデジタルプロダクト実践ガイド編集部

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