マーケティングオートメーション(MA)ツール比較|選定基準と主要ツールの特徴解説

著者: B2Bデジタルプロダクト実践ガイド編集部公開日: 2025/12/14

MAツールを導入したいが、どれを選べばいいかわからない...

B2B企業のマーケティング担当者の多くが、「MAツールが重要だと聞くけれど、どのツールを選べばいいのか」「機能や料金がバラバラで比較が難しい」といった悩みを抱えています。MAツールは数十種類も存在し、それぞれ機能・料金・ターゲットが異なるため、選定基準が不明確なまま導入すると失敗するリスクがあります。

この記事では、一方的な「おすすめランキング」ではなく、企業規模・目的・予算に応じた選定フレームワークと主要MAツールの特徴をご紹介します。自社に合ったツールを見つけるための判断材料として活用してください。

この記事のポイント:

  • MAツール選定は企業規模・目的・予算・サポート体制の4つの基準で判断
  • BtoB中小企業向けはBowNow・SATORI、中堅はHubSpot・Marketo、大企業はPardot(Salesforce連携)
  • 料金相場は初期費用10-30万円、月額1.5-20万円、エンタープライズは月額数十万円
  • 国産MAツールは日本語サポート充実・日本商習慣対応、外国産は高機能・グローバル対応
  • 無料トライアルで操作性を確認し、段階的導入を推奨

1. MAツール選定の重要性と市場動向

(1) MAツール導入率の現状(上場企業14.6%、全体1.5%)

MAツールの導入率は、上場企業で14.6%、全体では1.5%と言われています。大企業では導入が進んでいる一方、中小企業ではまだ普及途上の段階です。

しかし、平均78%の企業が何らかの形でマーケティング自動化を利用している(Salesforce調査)というデータもあり、MAツールに限らず、マーケティング業務の効率化は多くの企業にとって重要な課題となっています。

(2) 市場規模の成長(2021年600億円→2026年865億円予測)

MAツールの国内市場規模は2021年時点で約600億円と推定されており、2026年には865億円に達すると予測されています。北米市場ではCAGR 12.8%の成長が見込まれており、グローバルでもMAツール市場は拡大傾向にあります。

この成長の背景には、オンラインマーケティングの重要性の高まりや、デジタル化による顧客接点の多様化があります。

(3) コロナ前比で導入企業数2倍、オンライン化の加速

2023年の調査では、コロナ前と比較してMAツール導入企業数が2倍になったと報告されています。オンラインセミナー・Web訪問者からのリード獲得が重要になり、従来の展示会・対面営業だけでは顧客にリーチできなくなったことが導入加速の要因です。

今後もオンラインとオフラインのハイブリッド型マーケティングが主流となる中、MAツールの重要性はさらに高まると予想されます。

2. MAツールの基礎知識と導入メリット

(1) MAツールとは(マーケティング自動化の基本概念)

MA(マーケティングオートメーション)ツールは、マーケティング活動を自動化し、リード獲得・育成を効率化するツールです。従来は手作業で行っていたメール配信、顧客セグメント分け、営業への引き渡しなどを自動化することで、マーケティング担当者の業務負荷を軽減します。

(2) 主な機能(リード獲得・育成・スコアリング・メール配信)

MAツールの主な機能は以下の通りです。

主な機能:

  • リード獲得: ランディングページ・フォーム作成、Web訪問者の行動追跡
  • リードナーチャリング: 見込み客を育成し、購買意欲を高めるプロセス(メール配信、コンテンツ提供等)
  • リードスコアリング: 見込み客の行動を数値化し、受注確度を評価する手法
  • メール配信: セグメント別配信、ドリップキャンペーン(段階的な情報提供)
  • 営業連携: SFA・CRMとの連携、リード情報の自動引き渡し
  • レポート・分析: キャンペーン効果測定、ROI分析

これらの機能により、マーケティング活動の効率化と成果向上が期待できます。

(3) BtoBとBtoCの違い(検討期間・意思決定者・アプローチ方法)

MAツールはBtoB(企業間取引)とBtoC(企業対消費者取引)で特徴が異なります。

項目 BtoB BtoC
検討期間 長い(数ヶ月〜1年) 短い(数日〜数週間)
意思決定者 複数担当者が関与 個人の意思決定
顧客数 数百〜数万件 数万〜数百万件
主なアプローチ リード育成、営業連携、企業単位管理 大量配信、パーソナライズ、マルチチャネル
主なツール BowNow、SATORI、HubSpot、Marketo、Pardot GENIEE MA、カスタマーリングス

自社のビジネスモデルに応じて、BtoB向けかBtoC向けかを判断します。

(4) 導入メリット(業務効率化・リード育成・営業連携強化)

MAツール導入の主なメリットは以下の通りです。

導入メリット:

  • 業務効率化: 手作業のメール配信・セグメント分けを自動化
  • リード育成の強化: 長期的なナーチャリングで見込み客の購買意欲を高める
  • 営業連携の強化: リードスコアリングで優先順位をつけ、営業に自動連携
  • 効果測定の可視化: キャンペーンごとのROIを測定し、改善
  • 顧客理解の深化: Web行動履歴・メール開封履歴から顧客の関心を把握

これにより、マーケティング活動の生産性が向上し、売上増加につながる可能性があります。

3. MAツール選定の4つの基準

(1) 基準1:企業規模とターゲット(中小企業向け・中堅企業向け・大企業向け)

MAツールは企業規模により最適な選択肢が異なります。

中小企業向け(従業員50人未満、顧客数500件未満):

  • シンプルで使いやすいツールを推奨
  • 代表的なツール: BowNow、List Finder、Kairos3
  • 月額1.4〜10万円程度

中堅企業向け(従業員50〜500人、顧客数500〜5,000件):

  • 高度な分析・自動化機能が必要
  • 代表的なツール: SATORI、HubSpot、Marketo
  • 月額10〜30万円程度

大企業向け(従業員500人以上、顧客数5,000件以上):

  • エンタープライズレベルの機能、グローバル対応
  • 代表的なツール: Pardot(Salesforce)、Marketo、Adobe Marketo Engage
  • 月額30万円以上

自社の規模と将来の成長予定に応じて選定します。

(2) 基準2:目的と必要機能(リード獲得重視 vs 育成重視 vs 分析重視)

MAツールの導入目的を明確にし、必要な機能を整理します。

リード獲得重視:

  • ランディングページ・フォーム作成機能が充実したツール
  • Web訪問者の行動追跡、匿名リードの可視化
  • 代表的なツール: SATORI(匿名リード可視化が強み)

リード育成重視:

  • メール配信・ドリップキャンペーン機能が充実
  • リードスコアリング・グレーディング機能
  • 代表的なツール: HubSpot、Marketo、Pardot

分析重視:

  • 高度なレポート・ダッシュボード機能
  • マルチタッチアトリビューション(複数タッチポイントの貢献度分析)
  • 代表的なツール: Marketo、Pardot

目的が複数ある場合は、優先順位をつけて機能を比較します。

(3) 基準3:予算(初期費用10-30万円、月額1.5-20万円、エンタープライズは月額数十万円)

MAツールの料金相場は以下の通りです。

料金相場:

  • 初期費用: 10〜30万円(ツールにより無料の場合もあり)
  • 月額費用: 1.5〜20万円(シート数・コンタクト数・機能により変動)
  • エンタープライズ向け: 月額数十万円

主要ツールの料金例(2024年時点):

  • BowNow: 月額1.4万円〜
  • SATORI: 月額14.8万円
  • HubSpot: 無料プラン〜月額数万円(有料プランは機能により変動)
  • Marketo: 月額数十万円(個別見積もり)
  • Pardot(Salesforce): 年間396万円(Plusプラン)

予算内で必要機能を満たすツールを選びます。無料プランは機能制限があるため(例: HubSpot無料は5ユーザーまで)、本格利用には有料プランが必要なケースが多いです。

※料金は変更される可能性があります。最新情報は各ツールの公式サイトでご確認ください。

(4) 基準4:サポート体制と使いやすさ(日本語サポート・マニュアル・無償サポート範囲)

MAツール導入後の運用を円滑にするため、サポート体制と使いやすさを重視します。

サポート体制のチェックポイント:

  • 日本語サポート: 国産ツールは充実、外国産は要確認
  • マニュアル・ドキュメント: 日本語で充実しているか
  • 無償サポート範囲: 問い合わせ対応、トレーニング、導入支援の範囲
  • コミュニティ: ユーザー会、フォーラムの有無
  • パートナー企業: 導入・運用支援を行うパートナーの充実度

使いやすさのチェックポイント:

  • 操作画面: 直感的で分かりやすいか(無料トライアルで確認)
  • 学習コスト: 短期間で習得できるか
  • カスタマイズ性: 自社の業務フローに合わせて調整可能か

MAツールに慣れていない場合は、サポート体制が充実したツールから始めることを推奨します。

4. 主要MAツールの特徴比較

(1) 国産MAツール(BowNow・SATORI・List Finder・Kairos3)の特徴

国産MAツールは、日本語サポート充実・日本商習慣対応(名刺交換、展示会、ウェビナー等)が強みです。

BowNow:

  • 特徴: シンプルで使いやすい、中小企業向け、低価格(月額1.4万円〜)
  • 強み: 初心者でも使いやすい、無料プランあり、名刺管理との連携

SATORI:

  • 特徴: 匿名リード可視化、Web訪問者の行動追跡
  • 強み: リード獲得に強い、国内シェア2位(7.84%)
  • 料金: 月額14.8万円

List Finder:

  • 特徴: BtoB向け、企業単位でのWeb訪問解析
  • 強み: 名刺情報との連携、展示会フォローに強い

Kairos3:

  • 特徴: 中小企業向け、シンプルな機能構成
  • 強み: 低価格、導入・運用がスムーズ

国産ツールは比較的シンプルで、MAツール初心者でも使いやすい点が特徴です。

(2) 外国産MAツール(HubSpot・Marketo・Pardot)の特徴

外国産MAツールは、高機能で複雑、グローバル企業向け、エンタープライズレベルの分析・自動化が可能です。

HubSpot:

  • 特徴: 無料プランあり、中小〜中堅企業に人気、CRM統合
  • 強み: 使いやすさ、低価格から始められる、日本語サポートあり
  • 料金: 無料〜月額数万円(有料プランは機能により変動)

Marketo:

  • 特徴: BtoB大企業向け、高度な分析・自動化
  • 強み: マルチタッチアトリビューション、高度なレポート機能
  • 料金: 月額数十万円(個別見積もり)

Pardot(Salesforce Account Engagement):

  • 特徴: Salesforce CRMとの統合が強み、BtoB向け
  • 強み: Salesforce連携がシームレス、リードスコアリング・グレーディング
  • 料金: 年間396万円(Plusプラン)

外国産ツールは機能豊富ですが、操作が複雑な場合もあります。無料トライアルで操作性を確認することを推奨します。

(3) BtoB向けMAツールの選び方(リード育成・営業連携・企業単位管理)

BtoB向けMAツールを選ぶ際は、以下のポイントを重視します。

BtoB向けMAツールの選定ポイント:

  • リード育成・選別機能: 長期ナーチャリング、リードスコアリング
  • 営業連携: SFA・CRM連携、営業への自動通知
  • 企業単位管理: 企業ごとの行動追跡(複数担当者が関与するため)
  • 使いやすさ: MAツール初心者でも使える

BtoB中小企業はBowNow・List Finder・Kairos3等シンプルなツール、中堅企業はHubSpot・SATORI、大企業はMarketo・Pardotが適しています。

(4) BtoC向けMAツールの選び方(大量顧客・マルチチャネル・パーソナライズ)

BtoC向けMAツールを選ぶ際は、以下のポイントを重視します。

BtoC向けMAツールの選定ポイント:

  • 大量顧客対応: 数万〜数百万件の顧客データを処理
  • マルチチャネル統合: メール・SNS・Web・モバイルアプリ・LINEなど
  • パーソナライゼーション: 個々の顧客に合わせたコンテンツ配信
  • リアルタイム処理: 顧客の行動に応じてリアルタイムに最適化

代表的なツール:

  • GENIEE MA: BtoC向け、大量配信に強い
  • カスタマーリングス: 国内シェア1位(8.48%)、マルチチャネル統合
  • Salesforce Marketing Cloud: BtoC大企業向け、高度な分析・自動化

BtoC企業では、顧客数が多いため大量配信に強いツールを選びます。

(5) 国内シェアランキング(カスタマーリングス8.48%、SATORI7.84%等)

国内MAツールのシェアランキングは以下の通りです(2024年時点の調査データ)。

国内シェアランキング:

  1. カスタマーリングス: 8.48%(BtoC向け)
  2. SATORI: 7.84%(BtoB向け、匿名リード可視化)
  3. その他のツール: HubSpot、Marketo、Pardot等も一定のシェアを持つ

シェアが高いツールは導入実績が多く、ノウハウやパートナー企業も充実しています。ただし、シェアだけで選ぶのではなく、自社の規模・目的に合ったツールを選定することが重要です。

※シェアデータは調査時点・調査方法により異なります。複数の情報源を参考にしてください。

5. 選定プロセスと導入時の注意点

(1) 無料トライアル・無料プランの活用(操作性・機能確認)

MAツール選定では、無料トライアルや無料プランを活用し、操作性・機能を実際に確認することが重要です。

無料トライアル・無料プランの活用方法:

  • 操作性の確認: 管理画面が直感的か、短期間で習得できるか
  • 機能の確認: 必要な機能が揃っているか、カスタマイズ可能か
  • サポート体制の確認: 問い合わせ対応が迅速か、マニュアルが充実しているか
  • 既存システムとの連携: CRM・SFA・Webサイトとの連携がスムーズか

主要ツールの無料プラン:

  • HubSpot: 無料プランあり(5ユーザーまで、基本機能のみ)
  • BowNow: 無料プランあり(機能制限あり)

無料プランは機能制限があるため、本格利用には有料プランが必要な場合が多いです。

(2) 同規模・同業種の導入事例確認

自社と同規模・同業種の導入事例があるツールを選ぶと、運用イメージが具体化しやすくなります。

導入事例の確認ポイント:

  • 企業規模: 従業員数・顧客数が同程度か
  • 業種: 同業種の導入実績があるか(製造業、IT業、サービス業等)
  • 成果: どのような成果が出たか(リード獲得数増加、商談化率向上等)
  • 運用体制: 専任担当者の有無、外部パートナー活用の有無

導入事例は各ツールの公式サイトやパートナー企業のWebサイトで公開されています。

※導入事例の成果は企業規模・業種・運用体制により異なります。自社の状況に応じて参考にしてください。

(3) 段階的導入の推奨(シンプルなツールから始める)

MAツール初心者は、シンプルで使いやすいツールから始め、段階的に機能を拡張していく方法を推奨します。

段階的導入のステップ:

  1. フェーズ1: 基本的なメール配信・フォーム作成のみを使用
  2. フェーズ2: リードスコアリング・セグメント配信を追加
  3. フェーズ3: CRM連携・営業への自動通知を追加
  4. フェーズ4: 高度な分析・レポート機能を本格活用

最初から高機能なツールを導入すると、使いこなせず投資が無駄になるリスクがあります。まずは小規模に始め、PDCAを回しながら拡大していくことが成功のポイントです。

(4) よくある失敗パターン(機能豊富すぎて使いこなせない・予算オーバー)

MAツール導入でよくある失敗パターンをご紹介します。

失敗パターン1:機能豊富すぎて使いこなせない

  • Marketo、Pardot等の高機能ツールを導入したが、操作が複雑で使いこなせない
  • 回避策: シンプルなツールから始める、外部パートナーの運用支援を活用

失敗パターン2:予算オーバー

  • 初期費用・月額費用が予想以上にかかり、予算を超過
  • 回避策: 事前に見積もりを取得、無料プランから始めて段階的に拡張

失敗パターン3:目的が不明確

  • 導入目的が曖昧で、何を測定すべきか不明
  • 回避策: KGI・KPIを明確に設定、定期的に効果測定

失敗パターン4:社内の協力が得られない

  • マーケティング部門だけで導入し、営業部門の協力が得られない
  • 回避策: 導入前に営業部門と目的を共有、CRM連携で情報共有を強化

失敗を回避するため、事前に目的・予算・運用体制を整理し、無料トライアルで十分検証することが重要です。

(5) 2025年トレンド(AI統合、ActiveCampaign・GetResponse等)

2025年のMAツールトレンドは、AI統合の加速です。

2025年のトレンド:

  • AI統合: 配信タイミング最適化、コンテンツ推奨、予測分析を自動実行
  • エージェント型マーケティング: AIが自律的に施策を実行(Salesforce Agentforce等)
  • リアルタイム最適化: 顧客の行動に応じてリアルタイムにキャンペーンを調整

グローバルで人気のツール:

  • ActiveCampaign: 900以上のテンプレート、高度な自動化
  • GetResponse: AI統合、マルチチャネル対応

日本市場でもAI機能の充実したツールが今後普及すると予想されます。最新のトレンドは各ツールの公式サイトでご確認ください。

6. まとめ:企業規模・目的別の選び方

MAツール選定は、企業規模・目的・予算・サポート体制の4つの基準で判断します。一方的な「おすすめランキング」ではなく、自社の状況に応じた最適なツールを選ぶことが重要です。

BtoB中小企業向けはBowNow・SATORI(シンプル・使いやすい)、中堅企業向けはHubSpot・Marketo(高機能・グローバル対応)、大企業向けはPardot(Salesforce連携が強み)が一般的な選択肢です。BtoC向けにはGENIEE MA・カスタマーリングス(大量顧客・マルチチャネル)が適しています。

料金相場は初期費用10-30万円、月額1.5-20万円、エンタープライズ向けは月額数十万円です。無料トライアル・無料プランで操作性を確認し、段階的に導入することで失敗リスクを軽減できます。

次のアクション:

  • 自社の企業規模・ビジネスモデル(BtoB/BtoC)を確認する
  • MAツール導入の目的を明確化する(リード獲得・育成・分析のどれを重視するか)
  • 予算を試算する(初期費用・月額費用を含む総合コスト)
  • 3〜5社のツールを候補に挙げ、無料トライアルで操作性を確認する
  • 同規模・同業種の導入事例を確認する
  • 外部パートナーに相談し、見積もりを依頼する

自社に合ったMAツールを選定し、マーケティング活動の効率化と成果向上を実現しましょう。

よくある質問

Q1おすすめのMAツールは何ですか?

A1企業規模・目的により異なります。BtoB中小企業向けはBowNow・SATORI(シンプルで使いやすい、月額1.4〜14.8万円)、BtoB中堅企業向けはHubSpot・Marketo(高機能・グローバル対応、月額数万円〜数十万円)、BtoB大企業向けはPardot(Salesforce連携が強み、年間396万円)が一般的な選択肢です。BtoC向けにはGENIEE MA・カスタマーリングス(大量顧客・マルチチャネル対応)が適しています。無料トライアルで操作性を確認してから選択してください。

Q2BtoB向けMAツールの選び方を教えてください。

A2リード育成・選別機能、営業連携、企業単位管理、使いやすさを重視します。BtoB企業は検討期間が長く複数担当者が関与するため、長期ナーチャリング機能とリードスコアリングが必須です。SFA・CRM連携でマーケティング~営業の情報共有を円滑化できるツールを選びます。MAツール初心者はBowNow・List Finder・Kairos3等シンプルなツールから始めることを推奨します。

Q3国産と外国産のMAツールの違いは何ですか?

A3国産MAツールは日本語サポート充実、日本商習慣に合う(名刺交換、展示会、ウェビナー等)、比較的シンプルで使いやすく、中小企業向けです。外国産MAツールは高機能で複雑、グローバル企業向け、英語ドキュメントが多い一方、エンタープライズレベルの分析・自動化が可能です。自社の規模・グローバル展開の有無・必要機能で選択します。

Q4MAツールの料金相場はどのくらいですか?

A4初期費用10-30万円、月額1.5-20万円が一般的です。エンタープライズ向けは月額数十万円になります。例として、BowNowは月額1.4万円〜、SATORIは月額14.8万円、Marketo・Pardotは月額数十万円です。シート数・コンタクト数・機能により変動するため、予算内で必要機能を満たすツールを選びます。料金は変更される可能性があるため、最新情報は各ツールの公式サイトでご確認ください。

Q5MAツールの導入率やシェアはどのくらいですか?

A5上場企業で14.6%、全体では1.5%が導入しています。国内シェアは1位がカスタマーリングス8.48%、2位がSATORI7.84%です。平均78%の企業が何らかの形でマーケティング自動化を利用している(Salesforce調査)というデータもあります。2023年調査ではコロナ前比で導入企業数が2倍になっており、今後も成長が見込まれます。

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B2Bデジタルプロダクト実践ガイド編集部

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