Dynamics CRMとは?機能・特徴・Salesforceとの違いを解説

著者: B2Bデジタルプロダクト実践ガイド編集部公開日: 2025/12/12

CRM選定で「Dynamics CRM」という言葉を聞いたが、どんなツール?

「Dynamics CRMって何?」「Salesforceとの違いは?」とCRM選定中に疑問を持っている情報システム担当者の方は多いのではないでしょうか。特に、Office 365やMicrosoft製品を活用している企業では、Dynamics CRMとの親和性に注目が集まります。

この記事では、Dynamics CRMとは何か、Dynamics 365への名称変更、主要機能、Microsoft製品との連携、Salesforceなど他CRMとの比較まで、B2B実務担当者向けに基礎から解説します。

この記事のポイント:

  • Dynamics CRMはマイクロソフトが開発したCRM/SFA統合ソリューションで、2016年11月にDynamics 365 Customer Engagementに名称変更
  • Sales、Marketing、Customer Serviceの3つの主要モジュールで営業・マーケティング・カスタマーサービスをカバー
  • Microsoft 365やPower Appsとの親和性が高く、ノーコードで機能拡張が可能
  • 料金はSales Professional 8,125円/月から(Attachライセンスで複数サービスが割引)
  • Dynamics 365はMicrosoft製品を活用する企業に適しており、SalesforceはCRM特化で短期導入に強み

1. Dynamics CRMとは?マイクロソフトが提供するCRM/SFA統合ソリューション

(1) CRM(顧客関係管理)とSFA(営業支援)の統合

Dynamics CRMは、マイクロソフトが開発したCRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)とSFA(Sales Force Automation:営業支援)の機能を統合した業務アプリケーションです。

CRMとSFAの統合とは:

  • CRM(顧客関係管理): 顧客に関連する情報の管理、追跡、保存に役立つソフトウェア
  • SFA(営業支援): 営業活動のプロセスを自動化し、効率化するツール
  • 統合の利点: 顧客情報と営業活動を一元管理することで、顧客とのつながりを深め、営業効率を向上

Dynamics CRMは、営業支援、マーケティング支援、アフターサービスの3つにフォーカスしており、B2B企業の顧客接点業務を包括的にサポートします。

(2) マイクロソフトのクラウドベース業務アプリケーション

Dynamics CRMは、クラウドベースの業務アプリケーションとして提供されています。従来のオンプレミス型とは異なり、インターネット経由でどこからでもアクセスでき、初期投資を抑えることができます。

クラウドベースのメリット:

  • 初期投資の削減: サーバーやインフラの購入が不要
  • 柔軟な拡張性: 必要に応じてユーザー数や機能を追加
  • 自動アップデート: 最新機能を自動的に利用可能
  • どこからでもアクセス: リモートワークやモバイルデバイスからも利用可能

(3) この記事で解決する疑問・学べること

この記事では、以下の疑問を解決します:

  • Dynamics CRMとは何か、どのような機能があるのか
  • Dynamics 365への名称変更と最新機能
  • Microsoft製品との連携とカスタマイズ性
  • Salesforceなど他CRMとの比較
  • どのような企業にDynamics 365が適しているか

B2B企業の情報システム担当者や経営企画の方が、CRM選定の判断材料を得られる内容になっています。

2. Dynamics CRMからDynamics 365への進化

(1) 2016年11月の名称変更:Dynamics 365 Customer Engagement

Dynamics CRMは、2016年11月にDynamics 365 Customer Engagementに名称変更されました。これにより、単なるCRMから、より広範な業務領域をカバーする統合業務アプリケーションスイートへと進化しました。

名称変更の背景:

  • CRM機能の拡張: 営業支援だけでなく、マーケティング、カスタマーサービス、フィールドサービス、プロジェクト管理などを統合
  • ERPとの統合: Dynamics 365 FinanceやDynamics 365 Supply Chain Managementなど、ERP機能も同じプラットフォームで提供
  • 一貫したブランド戦略: Microsoft製品との連携を強化し、一貫したユーザー体験を提供

現在では、「Dynamics CRM」という名称は旧名称として扱われ、正式には「Dynamics 365」と呼ばれています。ただし、CRM機能を指す際には「Dynamics 365 Customer Engagement」や「Dynamics 365 Sales」などと呼ばれます。

(2) CRM、ERP、SFA等の機能を統合したスイート

Dynamics 365は、CRM、ERP、SFA等の機能を統合した業務アプリケーションスイートです。これにより、営業、マーケティング、カスタマーサービス、財務、サプライチェーン管理など、広範な業務領域を一つのプラットフォームでカバーできます。

主要な製品群:

  • Dynamics 365 Sales: 営業支援(SFA)
  • Dynamics 365 Marketing: マーケティング自動化(MA)
  • Dynamics 365 Customer Service: カスタマーサービス
  • Dynamics 365 Field Service: フィールドサービス管理
  • Dynamics 365 Finance: 財務管理(ERP)
  • Dynamics 365 Supply Chain Management: サプライチェーン管理(ERP)

このように、Dynamics 365は単なるCRMではなく、企業の業務プロセス全体を統合的に管理できるプラットフォームとして進化しています。

(3) 2024年の最新機能:Copilot、CDP、リアルタイムジャーニーオーケストレーション

2024年には、Dynamics 365に多くの新機能が追加され、AIを活用した営業支援とマーケティング自動化が強化されています。

2024年の主要な新機能:

Copilot機能の強化:

  • リードスコアリング: AIが見込み客の関心度を自動的に評価し、優先度を判定
  • パイプライン分析: 商談の進捗状況を分析し、成約確率を予測
  • パーソナライズされたメール作成: AIが顧客情報をもとに最適なメール文面を自動生成

統合顧客データプラットフォーム(CDP):

  • 複数のソース(Webサイト、SNS、メール、営業活動等)から顧客データを統合
  • パーソナライズされたエンゲージメントの基盤を提供

リアルタイム顧客ジャーニーオーケストレーション:

  • 顧客の行動をリアルタイムで追跡し、最適なタイミングでアプローチ
  • 大規模なパーソナライズされたキャンペーンの提供が可能

Gartner Magic Quadrantでの評価:

  • 2024年のGartner Magic QuadrantでCRM Customer Engagement Centerのリーダーとして認定
  • マイクロソフトのAI統合とエコシステムの強みが評価された

このように、Dynamics 365は最新のAI技術を活用し、営業活動とマーケティング活動の効率化を実現しています。

3. 主要機能:Sales・Marketing・Customer Service

Dynamics 365には、営業、マーケティング、カスタマーサービスの3つの主要モジュールがあります。

(1) Dynamics 365 Sales:商談管理、顧客管理、見込み客管理、営業プロセス管理、売上予測

Dynamics 365 Salesは、営業支援(SFA)の中核機能を提供します。

主な機能:

  • 商談管理: 商談の進捗状況、確度、金額を管理し、成約までのプロセスを可視化
  • 顧客管理: 顧客情報を一元管理し、営業活動の履歴を追跡
  • 見込み客管理: リード情報を管理し、商談化までのフォローアップを自動化
  • 営業プロセス管理: 営業活動のステップを定義し、標準化されたプロセスを実行
  • 売上予測: 商談データをもとに将来の売上を予測し、目標達成をサポート

活用イメージ:

  • 「商談の進捗状況」をダッシュボードで一目で確認
  • 「フォローアップが必要な見込み客」をAIが自動的にリストアップ
  • 「営業チーム全体の売上予測」を可視化し、適切にリソース配分

(2) Dynamics 365 Marketing:マーケティング自動化、リード育成、キャンペーン管理

Dynamics 365 Marketingは、マーケティング自動化(MA)の機能を提供します。

主な機能:

  • マーケティング自動化: メール配信、ランディングページ作成、フォーム作成を自動化
  • リード育成: 見込み客の関心度に応じて自動的にフォローアップ
  • キャンペーン管理: マーケティング施策の効果を測定し、ROIを可視化
  • リアルタイム顧客ジャーニー: 顧客の行動をリアルタイムで追跡し、最適なタイミングでアプローチ

活用イメージ:

  • 「資料ダウンロード後」にフォローメールを自動配信
  • 「関心度の高い見込み客」を営業チームに引き渡し
  • 「キャンペーンのROI」を可視化し、効果の高い施策に集中

(3) Dynamics 365 Customer Service:問い合わせ対応、ケース管理

Dynamics 365 Customer Serviceは、カスタマーサービス部門向けの機能を提供します。

主な機能:

  • 問い合わせ対応: メール、チャット、電話など複数チャネルからの問い合わせを一元管理
  • ケース管理: 問い合わせ内容をケースとして管理し、対応状況を追跡
  • ナレッジベース: よくある質問(FAQ)やマニュアルを整備し、顧客が自己解決できるようにサポート
  • 顧客満足度調査: サポート後のフィードバックを収集し、サービス品質を向上

活用イメージ:

  • 「過去の問い合わせ履歴」を参照して迅速に対応
  • 「よくある質問」をナレッジベースで公開し、問い合わせを削減
  • 「対応漏れ」を防ぐためのアラート機能

このように、Dynamics 365は営業、マーケティング、カスタマーサービスの各部門で顧客接点業務を統合的に管理できます。

4. Microsoft製品との連携とカスタマイズ性

(1) Microsoft 365との親和性:Officeアプリとの統合、使い慣れたインターフェイス

Dynamics 365の最大の強みの一つは、Microsoft 365(旧Office 365)との親和性の高さです。

Microsoft 365との連携:

  • Outlook統合: メール、予定、連絡先をDynamics 365と同期
  • Excel統合: Dynamics 365のデータをExcelで分析・編集
  • Teams統合: Teams上でDynamics 365のデータを共有し、チームでコラボレーション
  • OneDrive統合: ドキュメントをOneDriveに保存し、Dynamics 365から直接アクセス

使い慣れたインターフェイス:

  • Office 365を主に活用してきた企業にとって、Dynamics 365はインターフェイスが馴染みやすく、導入のハードルが低い
  • 「Outlookで顧客とやり取りしたメール」を自動的にDynamics 365に記録
  • 「Excelで作成した営業レポート」をDynamics 365にインポート

このように、Microsoft製品のエコシステムを活用している企業にとって、Dynamics 365は非常にスムーズに導入できます。

(2) Power Appsでのノーコード機能拡張

Dynamics 365は、**Power Apps(Microsoftのローコード開発プラットフォーム)**を活用することで、ノーコードで機能拡張が可能です。

Power Appsとは:

  • 専門知識なしでビジネスアプリを構築できるローコードプラットフォーム
  • ドラッグ&ドロップの操作でアプリを作成
  • Dynamics 365のデータを活用して独自のアプリを構築

ノーコード機能拡張の例:

  • 「営業活動報告アプリ」をノーコードで作成し、モバイルデバイスから報告
  • 「顧客訪問チェックリストアプリ」を作成し、訪問時に必要な情報を確認
  • 「見積もり作成アプリ」を作成し、営業担当者が現場で見積もりを作成

ITに関する専門知識がない場合にも、比較的容易に拡張機能を利用できることが、Dynamics 365の大きなメリットです。

(3) Azureとの連携:広範な業務領域をカバー

Dynamics 365は、**Microsoft Azure(Microsoftのクラウドプラットフォーム)**と連携することで、広範な業務領域をカバーできます。

Azureとの連携例:

  • Azure AI: AIを活用したデータ分析、予測分析
  • Azure IoT: IoTデバイスからのデータを収集し、リアルタイムで分析
  • Azure Data Lake: 大規模なデータを統合し、分析基盤として活用

このように、Dynamics 365はMicrosoftのエコシステム全体と連携することで、CRMを超えた広範な業務プロセスを統合的に管理できます。

5. SalesforceなどのCRMツールとの比較

(1) 料金プラン:Dynamics 365 Sales(8,125円〜16,875円/月)vs Salesforce(3,000円〜60,000円/月)

Dynamics 365とSalesforceの料金プランを比較します。

Dynamics 365 Salesの料金プラン(2024年時点、1ユーザーあたり/月):

エディション 月額料金(税抜) 主な機能
Sales Professional 8,125円 基本的な営業支援機能
Sales Enterprise 11,875円 高度なカスタマイズ、自動化機能
Sales Premium 16,875円 AI機能(Copilot)統合

Salesforceの料金プラン(2024年時点、1ユーザーあたり/月):

エディション 月額料金(税抜) 主な機能
Starter 3,000円 小規模企業向け基本機能
Professional 9,600円 中小企業向け標準機能
Enterprise 19,800円 中堅・大企業向け高度なカスタマイズ
Unlimited 39,600円 大企業向け無制限サポート
Einstein 1 Sales 60,000円 AI機能統合

料金プランの比較:

  • 小規模企業: Salesforce Starter(3,000円/月)が最も安価
  • 中小企業: Dynamics 365 Sales Professional(8,125円/月)とSalesforce Professional(9,600円/月)が同等
  • 中堅・大企業: Dynamics 365 Sales Enterprise(11,875円/月)がSalesforce Enterprise(19,800円/月)より安価

Attachライセンスによる割引: Dynamics 365では、複数サービスを利用する場合、2つ目以降のサービスがAttachライセンスで割引になります。たとえば、SalesとMarketingを両方利用する場合、2つ目のサービスは通常価格より安くなります。

契約期間による価格差: 月契約は年契約より20%高いため、年契約での導入が推奨されます。

※料金は変更される可能性があるため、公式サイトで最新情報を確認してください。

(2) Dynamics 365の強み:Microsoft製品との親和性、カスタマイズの自由度、ERPを含む広範な業務カバー

Dynamics 365の主な強み:

Microsoft 365との親和性:

  • Office 365を活用している企業にとって、導入のハードルが低い
  • Outlook、Excel、Teamsなどとシームレスに連携

カスタマイズの自由度:

  • Power Appsでノーコード機能拡張が可能
  • 自社の業務プロセスに合わせて柔軟にカスタマイズ

ERPを含む広範な業務カバー:

  • CRMだけでなく、ERP(財務、サプライチェーン管理)も同じプラットフォームで提供
  • 営業から財務まで、企業の業務プロセス全体を統合的に管理

(3) Salesforceの強み:CRM特化、短期間での導入、営業・マーケティングに強み

Salesforceの主な強み:

CRM特化:

  • CRMに特化しており、営業・マーケティング機能が充実
  • 世界シェアNo.1のCRMとして、豊富な導入実績と成功事例

短期間での導入:

  • 標準機能が充実しており、短期間でスムーズに導入可能
  • 直感的なインターフェイスで、トレーニング期間が短い

営業・マーケティングに強み:

  • Sales Cloud、Marketing Cloudなど、営業・マーケティングに特化した製品群
  • AppExchangeと呼ばれる拡張機能エコシステムが充実

(4) 適した企業タイプ:Dynamics 365はMicrosoft製品を活用する企業、Salesforceは短期導入を希望する企業

Dynamics 365が適している企業:

  • Office 365を主に活用してきた企業: Microsoft製品のエコシステムを活用している企業にとって、導入のハードルが低い
  • ERPを含む広範な業務領域をカバーしたい企業: CRMだけでなく、財務やサプライチェーン管理も統合的に管理したい企業
  • ローコードでの柔軟なカスタマイズを重視する企業: Power Appsでノーコード機能拡張が可能

Salesforceが適している企業:

  • 短期間でスムーズにCRMを導入したい企業: 標準機能が充実しており、短期導入が可能
  • 営業・マーケティングを中心に顧客接点を強化したい企業: CRMに特化しており、営業・マーケティング機能が充実
  • 世界的な導入実績を重視する企業: 世界シェアNo.1のCRMとして、豊富な導入実績と成功事例

このように、Dynamics 365とSalesforceはそれぞれ異なる強みを持っており、自社の業務プロセスや優先事項に合わせて選択することが重要です。

6. まとめ:Dynamics 365が適している企業とは

(1) Office 365を活用してきた企業、広範な業務領域をカバーしたい企業、ローコードカスタマイズを重視する企業

Dynamics CRMは、マイクロソフトが開発したCRM/SFA統合ソリューションで、2016年11月にDynamics 365 Customer Engagementに名称変更されました。Sales、Marketing、Customer Serviceの3つの主要モジュールで、営業・マーケティング・カスタマーサービスをカバーします。

Dynamics 365の主な特徴:

  • Microsoft 365やPower Appsとの親和性が高く、ノーコードで機能拡張が可能
  • 料金はSales Professional 8,125円/月から(Attachライセンスで複数サービスが割引)
  • 2024年にCopilot機能強化、CDP導入、リアルタイム顧客ジャーニーオーケストレーション追加
  • Gartner Magic QuadrantでCRMリーダーとして認定

Dynamics 365が適している企業:

  • Office 365を主に活用してきた企業
  • ERPを含む広範な業務領域をカバーしたい企業
  • ローコードでの柔軟なカスタマイズを重視する企業

CRM選定のポイント:

  • 自社の業務プロセスと優先事項を明確にする
  • Microsoft製品のエコシステムを活用しているか確認
  • 料金プランと契約期間(月契約は年契約より20%高い)を確認
  • 無料トライアルで実際に操作性を試す

(2) 次のステップ:無料トライアルと導入準備

次のアクション:

  • Dynamics 365公式サイトで最新の料金プラン・機能を確認する
  • 無料トライアルで実際に操作性を試す
  • 導入事例を参考にし、同業種・同規模企業の活用方法を学ぶ
  • 社内でMicrosoft製品の活用状況を整理する
  • Microsoftパートナー企業に相談し、導入支援を検討する

Dynamics 365を効果的に活用し、営業効率化と顧客関係強化を実現しましょう。

※この記事は2024年の情報に基づいています。料金プランや機能は変更される可能性があるため、最新情報はMicrosoft Dynamics 365公式サイトをご確認ください。

よくある質問

Q1Dynamics CRMとは?

A1マイクロソフトが開発したCRM(顧客関係管理)とSFA(営業支援)の機能を統合した業務アプリケーションです。2016年11月にDynamics 365 Customer Engagementに名称変更されました。営業支援、マーケティング、アフターサービスの3つにフォーカスし、クラウドベースで提供されています。Office 365との親和性が高く、使い慣れたインターフェイスで導入しやすいことが特徴です。

Q2Dynamics 365の料金はいくら?

A2Sales Professional 8,125円/月、Sales Enterprise 11,875円/月、Sales Premium 16,875円/月です(2024年時点、1ユーザーあたり/月)。Attachライセンスで2つ目以降のサービスが割引になります。月契約は年契約より20%高いため、年契約が推奨されます。料金は変更される可能性があるため、公式サイトで最新情報を確認してください。

Q3Dynamics 365とSalesforceの違いは?

A3Dynamics 365はMicrosoft 365やPower Platformとの親和性が高く、カスタマイズの自由度が高いことが特徴です。ERPを含む広範な業務領域をカバーできます。一方、Salesforceは短期間でスムーズに導入でき、営業・マーケティングに特化しています。Office 365を活用している企業にはDynamics 365、短期導入を希望する企業にはSalesforceが適しています。

Q4Dynamics 365の導入時の注意点は?

A4カスタマイズの自由度が高い分、適切な設計をしないと複雑化し、運用が困難になる可能性があります。ライセンス体系が複雑で、複数サービス利用時はAttachライセンスの理解が必要です。また、契約期間と支払い方法により料金が異なるため(月契約は年契約より20%高い)、事前確認が重要です。

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B2Bデジタルプロダクト実践ガイド編集部

「B2Bデジタルプロダクト実践ガイド」は、デシセンス株式会社が運営する情報メディアです。B2Bデジタルプロダクト企業のマーケティング・営業・カスタマーサクセス・開発・経営に関する実践的な情報を、SaaS、AIプロダクト、ITサービス企業の実務担当者に向けて分かりやすく解説しています。