顧客データが部門ごとにバラバラで、統合的なマーケティングができない...
「営業、マーケティング、カスタマーサポートでそれぞれ顧客データを管理しているが、統合できていない」「CRMを導入しているが、Webの行動データや購買データと紐付けられていない」といった課題を抱えるB2B企業は少なくありません。
このようなデータサイロ化の問題を解決するツールとして注目されているのが、b→dash(ビーダッシュ)です。b→dashは単なるCRMではなく、CDP(カスタマーデータプラットフォーム)機能を中心としたデータマーケティングプラットフォームです。
この記事では、b→dashのCRM機能の特徴、従来型CRMとの違い、料金体系や導入の流れ、どのような企業に向いているかを解説します。
この記事のポイント:
- b→dashはCDP・MA・CRM・Web接客・BI・CMSをオールインワンで提供するプラットフォーム
- Data Paletteテクノロジーにより、SQLなしでデータ統合・分析が可能
- 従来型CRMとの違いは「データ統合基盤」としての役割
- 1,000社以上の導入実績があり、多様な業種で活用されている
- 料金は要問い合わせ。企業規模・利用機能により異なる
データ統合時代に求められるCRMツールとは
デジタルマーケティングが高度化する中、CRMツールに求められる役割も変化しています。
部門間データサイロ化の課題
多くの企業では、顧客データが部門ごとに分断された状態(データサイロ化)になっています。
典型的なデータサイロの例:
- 営業部門:SFAツールに商談データ
- マーケティング部門:MAツールにリード情報
- カスタマーサポート:問い合わせ管理システムに対応履歴
- EC部門:購買データベースに購入履歴
このような状態では、顧客の全体像を把握できず、部門を横断した効果的なアプローチが困難になります。
統合CRMとCDPの必要性
データサイロを解消するため、統合CRMや**CDP(カスタマーデータプラットフォーム)**の導入が進んでいます。
統合CRM:
- 部門ごとではなく組織全体で顧客データを管理
- 営業・マーケ・CSが同じデータを参照できる
- 主に企業内の既存顧客データを集約
CDP:
- 企業内外のあらゆる顧客データを統合
- Web行動データ、購買データ、CRMデータなどを一元化
- リアルタイムでのデータ活用が可能
(参考:IT Trend「統合CRMとは?メリットやCDPとの違いを解説!」)
b→dashが解決するデータ統合問題
b→dashは、統合CRMとCDPの両方の機能を備えたプラットフォームです。
b→dashで解決できる課題:
- 部門ごとに分散した顧客データの一元化
- Web行動データとCRMデータの紐付け
- マーケティング・営業・CSでの統合的な顧客対応
- 複数ツールの運用負荷の軽減
b→dashの基礎知識(全体像・Data Paletteテクノロジー)
b→dashの特徴と技術基盤について解説します。
DataX社によるオールインワンプラットフォーム概要
b→dashは、DataX株式会社が提供するノーコードのデータマーケティングプラットフォームです。
基本情報:
- 提供会社:DataX株式会社
- 導入実績:1,000社以上
- 対象企業:大手企業からベンチャーまで幅広い業種
「顧客体験を最大化する」をコンセプトに、データ統合から活用までをワンプラットフォームで提供しています(参考:b→dash公式サイト)。
CDP・MA・CRM・Web接客・BI・CMS統合機能
b→dashは以下の機能をオールインワンで提供します。
主要機能:
- CDP(Customer Data Platform) - 顧客データの統合・管理
- MA(Marketing Automation) - マーケティング活動の自動化
- CRM(Customer Relationship Management) - 顧客関係管理
- Web接客 - サイト上でのパーソナライズ接客
- BI(Business Intelligence) - データ分析・可視化
- CMS(Content Management System) - コンテンツ管理
複数のツールを導入する必要がないため、コストと運用負荷を削減できる可能性があります。
Data Paletteによるノーコードデータ処理
b→dashの特徴の一つが、**Data Palette(データパレット)**テクノロジーです。
Data Paletteの特徴:
- SQLなどの技術的知識がなくてもデータ処理が可能
- ドラッグ&ドロップでデータの統合・抽出・加工
- マーケターや営業担当者が自らデータを活用できる
エンジニアに依頼しなくても、業務担当者がデータを扱えるようになることで、データ活用のスピードが向上する可能性があります。
b→dashのCRM機能の特徴(CDP統合・ノーコード運用)
b→dashのCRM機能について詳しく解説します。
個別顧客行動履歴の一元管理とOne to Oneマーケティング
b→dashのCRM機能では、個別顧客の行動履歴を一元管理できます。
管理できるデータの例:
- Webサイトの閲覧履歴
- 購入・問い合わせ履歴
- メール開封・クリック履歴
- キャンペーン参加履歴
これらのデータを統合することで、個々の顧客に最適化されたOne to Oneマーケティングを実現できます。
One to Oneマーケティングの例:
- 閲覧履歴に基づくおすすめ商品の提案
- 購買傾向に応じたメール配信
- 解約リスクの高い顧客への早期アプローチ
外部システム連携(Shopify・LINE等)とAPI接続
b→dashは外部システムとの連携機能も備えています。
連携可能なサービスの例:
- EC:Shopify等
- コミュニケーション:LINE
- 各種SFA・CRMツール
- 自社開発システム(API連携)
(参考:ITreview「b→dashの拡張機能(プラグイン)と連携可能なサービス一覧」)
既存システムを活かしながら、b→dashをデータ統合基盤として活用するパターンも多く見られます。
1,000社以上の導入実績と業種対応力
b→dashは2024年時点で1,000社以上の企業に導入されています。
導入業種の例:
- 小売・EC
- 金融(クレディセゾン等)
- 製造業
- 医療系
- メディア
幅広い業種で活用されており、業種特有の要件にも対応できる柔軟性があると評価されています(参考:BOXIL「b→dashの口コミ」)。
従来型CRM(Salesforce・HubSpot等)との違い
b→dashと従来型CRMの違いを整理します。
データ統合基盤 vs 営業プロセス管理の重点差
b→dashと従来型CRMでは、重点を置いている機能が異なります。
b→dashの重点:
- データ統合・一元管理(CDP機能)
- マーケティング活動の自動化(MA機能)
- 顧客データの分析・可視化(BI機能)
従来型CRM(Salesforce、HubSpot等)の重点:
- 営業プロセス管理(案件管理、パイプライン管理)
- 商談履歴・活動履歴の管理
- 営業チームの業績管理
営業プロセスを細かく管理したい場合は、従来型CRMの方が機能が充実している場合があります。
CDP機能統合によるマーケティング・営業・CS連携
b→dashの強みは、CDP機能により部門を横断したデータ活用ができる点です。
b→dashの強み:
- Web行動データと営業データを統合して分析
- マーケティング・営業・CSが同じデータを参照
- リアルタイムでの顧客状態把握
従来型CRMでは難しいケース:
- Webサイトの行動データとの統合(別途ツールが必要な場合が多い)
- 複数チャネルのデータを一元管理(ツール連携が必要)
ノーコード vs 技術的知識要求レベル
b→dashはノーコードでの運用を前提としています。
b→dashの運用:
- Data Paletteにより非エンジニアでもデータ処理可能
- 設定・運用の多くがGUI操作
- 専任のデータエンジニアがいなくても運用可能
従来型CRMの運用:
- 基本機能はノーコードで利用可能
- 高度なカスタマイズはコーディングが必要な場合あり
- Salesforceは高度な設定にApexやVisualforce等の知識が必要な場合も
料金体系・導入フロー・向いている企業
b→dashの料金と導入について解説します。
要問い合わせ料金制と企業規模別最適化
b→dashの具体的な料金プランは公開されていません。
料金の特徴:
- 企業規模や利用機能により個別見積もり
- 公式サイトからの問い合わせが必要
- 導入コンサルティングも提供
導入検討時は、データ統合の範囲、必要な機能、想定するユーザー数などを整理した上で問い合わせることをお勧めします。
導入事例と効果
b→dashの導入事例を紹介します。
Dome社の事例:
- レポート作成時間を5日から1時間に短縮
- データ抽出・加工作業の効率化
クレディセゾンの事例:
- メールキャンペーンのワークフローを1ヶ月から2日に短縮
- 開封率・クリック率が200%向上
飲料メーカーの事例:
- 4ヶ月で約1.7億円の売上増加
(参考:システム幹事「b→dash導入事例7選」)
※上記は各社の事例であり、同様の効果を保証するものではありません。
向いている企業・向いていない企業
b→dashが向いている企業と向いていない企業を整理します。
b→dashが向いている企業:
- 複数チャネルでビジネスを展開している
- データ統合・活用を強化したい
- マーケティング・営業・CSを横断した顧客対応をしたい
- ノーコードで運用したい(エンジニアリソースが限られている)
- 複数ツールの運用を一本化したい
従来型CRMが向いている企業:
- 営業プロセス管理を細かく行いたい
- 商談管理・パイプライン管理が最優先
- すでに従来型CRMで運用が確立している
- 特定の機能に特化したツールが必要
まとめ:b→dash CRM機能の選定判断ポイント
b→dashのCRM機能について解説しました。
b→dashの特徴:
- CDP・MA・CRM・Web接客・BI・CMSのオールインワンプラットフォーム
- Data Paletteによるノーコードデータ処理
- 1,000社以上の導入実績
- 部門横断でのデータ活用が可能
従来型CRMとの違い:
- b→dashはデータ統合基盤(CDP)機能が強み
- 従来型CRMは営業プロセス管理機能が充実
- 用途に応じた使い分け、または併用も可能
選定判断のポイント:
- データ統合・活用を重視するならb→dash
- 営業プロセス管理を重視するなら従来型CRM
- 両方が必要なら併用も選択肢
次のアクション:
- 自社のデータ統合課題を整理する
- 必要な機能(CDP、MA、CRM、BI等)をリストアップ
- b→dash公式サイトから資料請求・問い合わせ
- 従来型CRMとの比較検討を行う
※b→dashの仕様や連携可能サービスは更新される可能性があります。導入検討時は公式サイトで最新情報をご確認ください。
よくある質問:
Q: b→dashの料金はどれくらい? A: 具体的な料金プランは公開されておらず、企業規模や利用機能により個別見積もりとなります。データ統合の範囲と必要機能を整理した上で、公式サイトから問い合わせることをお勧めします。
Q: b→dashはどこまでのデータを統合できる? A: Web行動データ、購買データ、CRMデータに加え、Shopify、LINE等の外部システムとの連携が可能です。API連携により自社システムとの接続も対応しています。詳細は公式サイトで確認をお勧めします。
Q: 既存のCRMツールと併用できる? A: 可能です。b→dashをCDP(データ統合基盤)として使い、既存のCRMツール(Salesforce、HubSpot等)と連携するパターンが多く見られます。EAIツールを活用したノーコード連携も実現できます。
